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2011年02月07日

雲取山へ(2011.2.5-6)その1

昨年3月には雪上テント泊を、11月にはフロアレスシェルター泊をそれぞれ行ってきた。
となればお次は・・・雪上フロアレスシェルター泊だ!

行き先はいつもの雲取山、雪山シャングリラ1設営の実験場所には最適なお山です。

雲取山へ(2011.2.5-6)その1
鴨沢バス停8:00~堂所10:00~七ツ石小屋11:00・11:30~ブナ坂12:05~
奥多摩小屋12:40~雲取山13:35・14:25~雲取山荘14:45
雲取山へ(2011.2.5-6)その1
雲取山へ(2011.2.5-6)その1
鴨沢バス停を降りた時点で気温は6℃、穏やかな気候。
七ツ石小屋分岐までは目立った積雪もない。


雲取山へ(2011.2.5-6)その1
雲取山へ(2011.2.5-6)その1
堂所手前の水場は弱いながらも流れ出ている。
その代わり水場周辺の染み出た水分はカッチカチに凍結していた。


雲取山へ(2011.2.5-6)その1雲取山へ(2011.2.5-6)その1
雲取山へ(2011.2.5-6)その1
七ツ石小屋ベンチで少し早いお昼休憩、皆様の影響からランチパックをチョイス。
小屋の水場もチョロチョロと流れており、水の補給は無料でした。


雲取山へ(2011.2.5-6)その1
雲取山へ(2011.2.5-6)その1
ブナ坂への巻道より雪が登場するも、まだアイゼンをつける必要はなし。
結局この日は雲取山頂までアイゼンは使わずに登ることが出来ました。


雲取山へ(2011.2.5-6)その1
雲取山へ(2011.2.5-6)その1
石尾根に出ると雪は有ったり無かったり。
振り返った七ツ石山頂には雪がついていますね。


雲取山へ(2011.2.5-6)その1
雲取山へ(2011.2.5-6)その1
積雪ゾーンは踏み抜くと足首まですっぽり埋まる程度。
小雲取を過ぎ雲取山頂に近づくにつれ、雪の量が増えていきました。


雲取山へ(2011.2.5-6)その1
雲取山へ(2011.2.5-6)その1
雲取山頂避難小屋に到着して、無印保温ボトルに詰めた白湯をゴクリ。
一服していると避難小屋裏手からハイカーが出てきて「こんにちは~」と挨拶、すると・・・

あれれ?どこかでお会いしたことあるような??
三鷹のハイカーズデポ主催の「Hiker's School」や「Hiker's Party」で一緒だった方でした!
お友達と二人で登ってきて、今夜の寝床を探していたとのこと。
ちなみにこの方、「Hiker's School」で習ったツェルトでの宿泊を実践していました。

シャングリラ1で寝ることや最近のハイカー事情等アレコレと話をしていたら、
あっという間に1時間近くも経っていた。
お互いの安全を願いつつ別れて、雲取山荘テント場へと向かいます。


雲取山へ(2011.2.5-6)その1
雲取山へ(2011.2.5-6)その1
山頂から雲取山荘までの下りは北斜面なので、ここでマイクロスパイクを装着。
この区間だけはアイゼンを着けたほうが無難ですね。


雲取山へ(2011.2.5-6)その1
雲取山へ(2011.2.5-6)その1
雲取山荘に到着して受付を済ませたら、誰もいないテント場でとりあえずおビア。


雲取山へ(2011.2.5-6)その1
雲取山へ(2011.2.5-6)その1
さっそく寝床を設営する。
今回のシャングリラ1設営には、JSBさん考案の張り方を試してみた。
予め80、120、140センチの細引3本を用意し、それを元に設置場所を決定して立ち上げる。


雲取山へ(2011.2.5-6)その1
雲取山へ(2011.2.5-6)その1
前回自分で張った時よりも横幅と高さが出ており、余裕のある室内空間を実現!
この広さならばシェルター内で色々な作業が出来そうです。

ただしこの日のテント場の地面は最近の気温の高さも影響して、
柔らかい雪の下にカチカチの氷が潜んでいる状態。
アライテントのジュラルミンVペグを持っていったが地中深くまでは刺さらずに、
テンションをかけるとペグが引っこ抜けてしまう有様だった。

何とか周囲にある石を利用して立てたが、設営開始から2時間も経っていた。
実はその間に3回も立て直しをしており、さすがに途中で「山荘に逃げ込もうか・・・」と思ったほど。


雲取山へ(2011.2.5-6)その1
雲取山へ(2011.2.5-6)その1
設営に手間取り疲れてしまったが、入口をフルオープンにして食事の準備。
室内で寝転びながら湯沸しをしていると、三峰側から登ってくる人達に声をかけられる。

「あら~シェルター泊!いいわねぇ、でも大変じゃない?」
その大変さを味わう為にやって来たので平気ですと答え、山荘へ入る後姿を見送る。
あぁ、山荘内は暖かくて快適で、食事もゆっくり食べられるんだろうな・・・。


雲取山へ(2011.2.5-6)その1
雲取山へ(2011.2.5-6)その1
自作したポットコジーで湯戻し素麺(桜えび&高野豆腐入り)を作り、
それに加えて大豆ミート入りご飯とミニカレーの食事を胃袋に流し込み、
食後の粉末ロイヤルミルクティーを飲むと、やっと落ち着いてきた。

ポットコジーを逆さまにした即席ランタンスタンドの灯りの元、
持参した池波正太郎「真田太平記」八巻を読み耽る。
関ヶ原合戦後の真田家の運命やいかに・・・という内容に引き込まれるも、
頃合をみていつもの組み合わせの寝袋(ナノバック300DX+トップキルト)に潜り込む。

寝転びながらラジオから流れるJ-WAVE「OZ MEETS JAZZ」に耳を傾ける。
山中で聞くジャズも良いもんだな・・・と思いながら、1日目は終了。

(その2はコチラ



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Posted by ようよう at 20:45│Comments(10)
この記事へのコメント
あぁ何とも優雅なシェルター泊
床なんか飾りですよと言う声が聞えてくるようです・・・
しかも綺麗にビシィ!!と張られたシャン1
素晴らしいです~
私はどこかしら弛みますんで・・・
しかしちょいと尖がっている気がしますね~
前室側が・・・
JSBさんの張り方ですか
ちょいと覗きに行った方が良いのかな?

ラジオ聞いて読書ですか・・・
酒飲んで食って寝る私とは大違いの
文化的なシェルター泊ですな・・・

愛タンはお留守番ですか?
Posted by samantha802samantha802 at 2011年02月07日 21:11
こんばんは♪
お疲れ様です(^o^)

写真で見た限り自分が歩いたときよりも雪が減ってますね~
シャン1 かっこ良く張れてますね♪( ´▽`)
良い感じじゃないですか♪
若干下の隙間が大きいかな~なんて思えたり~
しかしようようさんの身長を考えたらこのくらい無いと窮屈かもしれませんね(°∀°)
コジーの使用感など教えていただけたら嬉しいです♪
Posted by のりじむ12のりじむ12 at 2011年02月07日 22:29
どうもです。今回もニアミスですね。前回と同じく尾根違いです。
前回は石尾根の北、長沢背稜でした。
今回は逆で12:52頃に南から石尾根眺めてましたよ。
奥多摩小屋を通過して小雲取周辺を歩いていた時じゃないですかね。
詳しくはブログにアップしますね。

色々な人達と出会い楽しそうなハイキングですね。自分と比べて。
シャングリラ張るのに苦労したようですね。これは自分も同じです。

それと真田太平記ですよ。徳川秀忠の3万の軍勢を数千の軍勢で
足止めしたという例の親子の話ですか。
11巻あたりからページを捲るのが勿体無くなりますよ。
もうすぐ終わっちゃう、頼む、終わらないで、ってw
また読み返そうかな・・・
Posted by jackie at 2011年02月07日 23:39
近々雲取山付近を考えているので大変参考になります。
やっぱり雪が少ないんですね~。
まぁ、この週末に寒気が入り込むのでまた変わってくるのでしょうが。

雪上シェルター泊というともっと過酷なものを想像していましたが
優雅なひとときを過ごされたようで。
『真田太平記』 ホント面白いですね。
これに燗酒と炙りモノがあれば他に何もいりません・・・。
Posted by 酔いどれ係長 at 2011年02月08日 08:30
おはようございます!(-´▽`-)
シャン1フェスの予習お疲れさまでした!

僕は原則的にフロアテント(ていうかフロアレス持ってませんのでww)なので、下部の隙間が恐ろしゅうて恐ろしゅうて(;´Д`)
気温なんぞよりも風が怖いです。
しかしパリっとしっかり張れてますね!
ていうかしっかり張ろうとすると時間ばっかりかかってしまうんですよねww
僕も全部ペグダウンしないと気がすまないタイプなので、テント設営時間は長いですσ(´∀`;)
ポットコジー良い感じですが、せっかく作ったのですから是非感想などをww

続き楽しみにしております(。・_・。)
Posted by みさわ at 2011年02月08日 08:42
>samantha802さん

自分で書きながら、「文章だと優雅だな~」と思ってましたw
実際はなかなか立てられずにイライラオロオロしてしまい、
ミルクティー飲むまでは尋常な精神状態ではなかったのです。。

120センチと80センチのポール長で設営したので、
入口部分の尖がり感はありました。
その分出入りするのには不自由せず、ポールをやや斜めに設置したお陰で、
広い前室スペースをとることが出来ましたよ!
Posted by ようようようよう at 2011年02月08日 12:43
>のりじむ12さん

高さを出したかったので、下の隙間が大きくなるのは仕方なかったですね。
シャン1もこんなに広いんだ・・・と思うほどでした。
フロアレスなので、下の隙間は「しゃ~ないわ~」と考えるようにしてますw

コジーは自分で思っていたより保温力がありました。
素麺の「揖保の糸」2束に熱湯を注ぎ3~4分で食べ頃でした。
底にも保温材を敷く為にダクトテープだらけとなってしまいましたがw
見た目はともかく、なかなか使えるな~というのが感想です。
Posted by ようようようよう at 2011年02月08日 12:47
>jackieさん

そうですか、反対側から見守っていてくれたのですね。
奥多摩小屋付近を歩いている時にお腹辺りに熱いものを感じたのは、
jackieさんの熱視線があったからなのですね・・・。

えぇ、その後に奥多摩小屋トイレに駆け込み、ピーピーしたのは
言うまでもありませんが。

今は本多忠勝が病没したあたりですね。
真田昌幸もだいぶ弱ってきている状態です。
そろそろブックオフで十巻を見つけなければ、先に進めないのであります。。
Posted by ようようようよう at 2011年02月08日 12:53
>酔いどれ係長さん

今週末の奥多摩散策の参考になれば何よりです♪
のりじむさんも言っておりますが、雪はだんだんと減ってきている状態です。
今日明日の天気の崩れで、どれ位降るかがポイントとなりそうですね。

シャン1内で熱燗でもチビチビやろうかと思ったのですが、
すぐに冷めてしまいそうなので今回はおビア1本に留めました。
熱燗+カワハギの炙り何かがあったらより幸せだったのですが。。
Posted by ようようようよう at 2011年02月08日 12:57
>みさわさん

予想通りというか、下からの隙間風にガクガクブルブルとしてましたよw
手持の装備で「寒い!」と思ったのは初めてだったので、
シャン1を使う場合には何かしらの対策をとらないとシンドイです。。

写真で見るとパリッと張れていますよね。
いや、実際もなかなかキレイに張れていたとは思うのですが、
それだけ時間がかかってしまい、体力も気力も奪われましたよ・・・。
寝転びながら「自立式はやっぱ楽だな~」と思った今日この頃でした~。
Posted by ようようようよう at 2011年02月08日 13:00
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