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2010年12月04日

雲取山へ(2010.11.27-28)その2

(その1はこちら

テント泊の時はいつもそうなのだが、1時間おきに目を覚ましてしまう。
ナンガ:ナノバック300DX+ハイカーズデポ:トップキルトの寝具なので、
寒いわけではなくむしろヌクヌクしていたのだが、それでも目覚めてしまう。

雲取山へ(2010.11.27-28)その2

何度も目を覚ました結果、もう寝てられなくなったのが3時30分。
まぁ、いつもと同じような時間での起床です。
午前3時30分現在の気温は、外気温-5℃、シェルター内-2℃。

雲取山へ(2010.11.27-28)その2

シェルター内は結露が凍っており、拭き取ることは一度もしませんでした。


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

シェルター内でも霜柱が立っていた。
今回の靴はモントレイル:ハードロック09midを予定していたが、
誤って地厚のソックスをパッキングしてしまった関係上シリオ:662へと変更。


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

外に出てシャングリラ1の立ち具合をチェック。
一晩経ってこのスタイリングを維持できているならば、まずまずかな。


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

M氏を起こし、雲取山荘のベンチを借りて朝食準備。
驚いたことに凍っていると思っていた山荘の水場は、朝も流れ続けていた。


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

朝食は先日のHiker's Partyでもらったシリアルと粉末のミルクティー。
それに雪印6Pチーズを口に入れ、トドメにスタバのVIA。
粉末のミルクティーがうますぎる、冷えていた体の隅々まで染み渡りますな。


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

朝食後は撤収作業。
噂通りフロアレスシェルターの撤収は楽ですね、剥ぎ取ってしまえばハイ終了。


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

アレコレ作業をしている内に、夜が明け始めた。
なんとなくヘッドランプ点けながら歩くのが億劫だったので、明るくなるまでダラダラと。


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

山荘そばのレリーフ前で記念撮影。
出発する頃から強風が吹き始めたので、銀行強盗スタイルでスタートです。


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

朝焼けに照らされた植物が、まるで紅葉しているように見える。
ちなみに山荘~雲取山頂間の北側斜面も、凍結はしていなかった。


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

程なく山頂到着。


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

山頂からの朝焼けの景色ドーン!


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

白髪ネギのような霜柱。


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

石尾根方面も眩しくて、そして美しい。


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

昨夜も頂上避難小屋は混雑したのかな?と思って目をやると・・・、
ん?ポンチョタープ?? しかもキレイに張れている!
興味津々で張っていた人に話しかけてみると、


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

やはりハイカーズデポに出入りされている方々でした。
昨夜はモンベルの♯3とエマージェンシーブランケットで大丈夫だった、とのこと。
フロアレスシェルター泊でドキドキしていたワタクシにとって、
「屋根や壁はなくても平気ですよ~」というお言葉は、もはや憧れに近いものです。

ワタクシももっと経験を積んで、逞しい野外泊が出来るように精進する所存であります。
(写真を撮らせていただき、ありがとうございました^^)


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

てっぺんまで登ったらあとは下るのみ。
陽に照らされた頂上小屋にサヨナラをして、一路鴨沢バス停へ足を向けます。


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

先日のお腹ピーピー事件が起こった現場を通り過ぎて、


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

眼前にそびえ立つ七ツ石山は華麗にスルーして、


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

一月で降り積もった枯れ草じゅうたんを踏みしめながら、


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

小袖乗越登山口まで無事下山。
11時32分鴨沢発のバスにて奥多摩駅まで戻りました。


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

奥多摩駅まで戻った後は、jackieさんから教えてもらったプランをそのまま踏襲。
駅から歩いて5分ほどの「三河屋旅館」のお風呂にて汗を流す。
確かに日曜昼の時間帯の割には空いている、というか貸切状態w


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

汗を流したら奥多摩駅すぐ横の「こうらく」の肉天定食!
豚ヒレ肉の天ぷらを肴に、おビアがどんどん進みます。
やっぱ下山後のビール&揚げ物はうめぇなぁ~!!


雲取山へ(2010.11.27-28)その2

とまぁ、こんな感じで人生初のフロアレスシェルター泊は無事に終わりました。
地面が無いことに対する不安感、室内高の低さなど感じる点も多々ありましたが、
やってみて「やっぱおもしれぇ!」と思えるモノでした。

もっと張り方を練習して、これからもフィールドに連れ出したですな~!

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

雲取山荘6:30~雲取山頂6:50~奥多摩小屋8:00~七つ石小屋9:00~鴨沢11:15





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Posted by ようよう at 21:24│Comments(12)
この記事へのコメント
>1時間おきに目を覚ましてしまう

わかります。同じですw

そして朝起きた時点で下山後の温泉が脳裏にチラついていますね。
帰り足の速さを見ればバレバレですw

天気も良く1泊2日でサクっと歩くハイキング。良いなぁ。

それにしても肉天の写真(美味しかったでしょ?)を見て
ビール頼まなかった事を今さらながら後悔しました。


あぁ、自分はいつになったら野営をしに行けるのか・・・
Posted by jackie at 2010年12月04日 22:47
こんばんは。

ぐるっとコースですね!楽しそう
雪はまだでしたね~

フロアレスでもすごいのに
頂上小屋の脇にタープで寝るって衝撃です。
Posted by こむ at 2010年12月05日 19:43
>jackieさん

んまかったですねぇ、肉天は。
ついついビールが進み、大瓶をボウリングのピンのごとく
並べる羽目となりました。

本当は鴨沢ではなく、峰谷や富田新道での下山も考えてはいたのですが、
歩き出す前から「ビールノミテェ」という言葉が脳裏から離れず、
とっとと鴨沢へ下山、と相成りました。

えぇ、偉大なるjackie予言者様おっしゃるっとおりでございましたよw
Posted by ようようようよう at 2010年12月06日 09:04
>こむさん

上から頂上小屋を見た時に、非日常的な光景が目の前にありましたw
屋根や壁なんか無くったって、気にしなければいいんだっ!
とは思うのですが、なかなかその境地に至ることが出来ずです^^;

雲取山は1月頃まではそれ程雪は降らないようです。
とはいえやはり凍結はしているので、やはり軽アイゼンは必須ですね。
Posted by ようようようよう at 2010年12月06日 09:11
こちらでははじめましてですね!
(変な感じですが・・・)
この冬は奥多摩もいろいろ歩いてみたいと
思っていますので、参考にさせていただきますね。

雲取山は鴨沢から入って三峰に抜けるルートを
歩いてみたいと思ってましたが、
肉天&ビールの写真を見た途端
脳内で却下されたことはナイショです。

これからもよろしくお願いします。
Posted by 酔いどれ係長 at 2010年12月06日 09:56
>酔いどれ係長さん

ども!こちらでははじめまして^^
確かに変な感じですね~w

jackieさんから教えてもらった「こうらく」の肉天ですが、
下山後のお楽しみとしてはサイコーですよ!
もう仕方がない程にビールが進むこと進むこと・・・。

雪山も楽しかったですが、奥多摩の山歩きも楽しいですよ!
あ、あと後ほどお気に入りにも登録させて頂きますね~。
これからも宜しくお願いします!
Posted by ようようようよう at 2010年12月06日 10:12
シャングリラ1オフin雲取山に向け
精力的な訓練、お疲れ様です!!

未だに召集命令がないところをみると
厳冬期か積雪期か・・・
あぁ怖いwww

奥多摩グルメ・・・
要開拓ですな!!
けど私はまだ肉天ビアしてませんので
新規開拓はお任せします・・・
Posted by samantha802samantha802 at 2010年12月06日 11:16
先日、ふもとっぱらキャンプ場でツインシスターズを張ったときも、
結露が凍結して落ちてこないという、結果オーライな感じでしたね。
まったくふく必要なかったですからね。

私は、虫に刺されやすい体質なので、
虫がいる時期にネストなしのテントに寝ることができませんが、
秋、冬、春ならこっちでもいいかなっと思いました。
Posted by YUKAYUKA at 2010年12月06日 12:09
>samantha802さん

厳冬期のシャン1フェス・・・考えただけでゾクゾクするのは、
楽しみだけでなく凍てつく寒さを想像したからなのかと・・・。

ワタクシも今まではあまり奥多摩グルメを堪能せずに、
とっとと帰宅してしまうクチだったので、
これを機に奥多摩グルメ食べ歩きツアーなんざ企ててみても
面白いかもしれませんねぇ。
Posted by ようようようよう at 2010年12月06日 17:09
>YUKAさん

この時期のフロアレスは、結露という意味では楽チンですね。
ツインシスターズさんは裾のヒラヒラが効果的ですね~。

夏の時期だとさすがに後付けのネストを考えてしまいます。
えぇ、虫ブンブンさせながらの睡眠は、精神衛生上よろしくなさそうなので・・・。
Posted by ようようようよう at 2010年12月06日 17:13
アレっ、以前コメントしたつもりが激しく投稿されていなかったので再度コメントいたしまするww
てか脳内コメントだったのか!?(;´Д`)

外気温-5℃、シェルター内-2℃でしたか!
しかしフロアレスだと風がピューっと吹けば一気に外気温の-5℃まで下がってしまいそうですね(;゚∀゚)
しかし撤収の楽さはやはり神ww
ステラリッジはいいテントなのですが、まぁステラに限らずあの手のテントは毎回撤収がめんどくさいですね、構造上いうまでもないことですが…
特にスノーフライを使う時期になるとめんどくさすぎて蹴っ飛ばしたくなります( ゚Д゚)

ようようさんのホームマウンテンの雲取は今のところ僕は未踏なんですよね…
またいつか是非案内してください(-´▽`-)
Posted by みさわ at 2010年12月07日 10:30
>みさわさん

脳内コメント、お疲れっしたーっ!w

この日の夜間は幸いなことに風が弱く、
寒いと感じることは殆どありませんでしたよ。

撤収についても予想通りの楽チンw
ペグ抜いてポール外して畳んで終わり!という簡単さ。
むしろプロライトプラスの空気抜き→丸める、という作業の方が、
よっぽど時間がかかっていた、という始末でございました。

奥多摩も良い山域ですよ~。
こちらへお越しの際は、山のご案内から下山後の温泉、
はたまた街での歓楽街ご接待までお供致しますのでww
Posted by ようようようよう at 2010年12月07日 12:38
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