どっちもだ！

夏休みをとった8月19日から21日にかけて燕岳に行って参りました。
19日は青春18きっぷを使って、ノンビリと穂高駅までの移動のみ。
穂高駅近くのビジネスホテルに泊まり、翌早朝から燕岳へとアタックです。



穂高駅5：05～中房温泉6：00・6：30～合戦小屋9：25・10：05～燕山荘11：00・13：50～
燕岳14：30～燕山荘15：00

穂高駅前から発車する中房温泉登山口行きの乗合バスでスタート。
ちなみに穂高駅前には「バックカントリー」というアウトドアショップがあり、
夏場は早朝4時からオープンしているので買い忘れがあっても安心です。




中房温泉の登山口は、我々の乗合バスの他にも各都市からの直行便バスも到着しており、
なかなかの盛況を見せておりました。

ここで事件が発生。
先日の七ツ石山撤退登山で瞼を虫に刺された奥さんが、虫除け用にハッカ油を初導入しました。
が、使い方を分かっていない我々は首筋にハッカ油を吹きかけた後に顔面にも「シュッ」。

ハッカ油を使ったことのある方ならお分かりでしょうが、眼が開けられない程のヒリヒリ感！！
「眼が～、あ～眼が～ッ！」と夫婦揃って登山口での大悶絶大会となりました。




悶絶が収まった後、燕岳へ向かっていざ出発。
この合戦尾根は北アルプス三大急登とされるが、それ程の急坂とは感じられず。
天気も安定しているようで、順調に登っていきます。




7：10第一ベンチ到着。
毎度のことだがスタートすぐの登りはゆっくり歩くのが我が家のルールなのです。
（スタート直後は身体が慣れておらず、あっという間に息を切らしてしまうので）




合戦小屋の荷揚げ用リフトの架線を超えてすぐ、第二ベンチ到着（7：40）。




高度を上げるにつれてガスが出てきており、稜線に上がるまでに晴れるかチト心配。




第三ベンチ8：10、富士見ベンチ9：00にそれぞれ到着。
各ベンチが程よい距離感で設置されており、タイミング良く休憩できるのは有難いこと。




9：25に合戦小屋到着。
合戦小屋といえば・・・やはり名物のスイカッ！ですが、



スイカは帰りの楽しみにとっておき、ジャガスでお腹を満たす。
（カレーラー油味は油っぽくてキツかった・・・）





道端に咲く花々に眼を奪われながら登ると、程なく森林限界に。






遠くに燕山荘のシルエットが見えてくる頃、タイミング良くガスが晴れ始めた！




11：00燕山荘に到着、今宵の宿はこちらになります。
・・・ちょっと早く着きすぎちゃったかな？＾＾；




噂のアイツが出迎えてくれました。




振り返ると燕岳山頂がガスの合間から顔を出している。
登ってきた東斜面はガスに覆われていたが、西斜面が晴れていたので眺めは良し。




山頂へ向かう前に燕山荘にチェックイン。
寝床は2段ベッド状になっており、2畳毎に板で仕切られているので個室っぽい作り。
混雑時は1畳あたり2人以上詰め込まれることもあるようですが、
この日は1畳1人の割合（つまり我々夫婦で1スペース独占）でした。





昼食時にドーン！と生おビアを頂いちゃいました＾＾
メニューはα米のドライカレーとカップヌードルリフィル。




昼食を終え、寝床で一眠りした後で燕岳山頂へ向かう。
稜線沿いは白い砂状の路面となっており、若干歩きづらい（滑りやすい）ところも。




コマクサが咲いている時期にも何とか間に合ったかな？




到着した燕山頂は、狭い上に団体さんが記念撮影していたので大混雑。
行列して山頂での記念撮影をしたら、とっとと降りてきてしまいました。




燕山荘に戻る途中にイルカ岩を発見。
てっきり山頂にあるもんだと思い込んでおり、見つからなかったな～と
ガッカリしていたところに突然現れたのでビックリ！

・・・なんで登りで見つけられなかったのかが、いまだにナゾ。。




燕山荘に戻ってしまえば、あとはやることナシ。
カフェテリアで2杯目のおビアを堪能したりしながら、夕飯の時間に。
メニューはハンバーグを中心におかずもタップリ。
えぇ、お味は美味しゅうございましたよ。




夕食後は食堂にて山荘のご主人のホルン実演＆講演会。
山のこと、植物のこと、自然が作られるまでのこと・・・etc。
話の内容は面白く、また自然の大切さを分かりやすく話してくれて、非常に良かったです。

山小屋のルール通り21時の消灯と共に就寝となり、この日は終わりましたとさ。


（その2はこちら）