どっちもだ！

先日の七ツ石山以来、暑さを凌げる高い山へ行きたいと思っていた。
とはいえ、高い山へ行くにはそれなりの時間と労力が必要な訳であり。

どこか気軽に行ける標高が高い山はないかと探していたならば、
ありましたよみさわさんのブログ内にヒントが！

ということで、今回は山梨県と長野県の県境にある「金峰山」へ行って参りました。



金峰山頂へ至るルートはいくつかあるが、よく話に聞くルートとしては、
みさわさん達が登った廻り目平からのルートと、瑞牆山荘からのルート、
そして今回私達が登った大弛峠からのルートがある。

ご存知の方もいるとは思うが、標高2,599mの金峰山に対して大弛峠の駐車場は2,365m。
つまり2,600m級の山登りとはいえ、登った高度といえばたったの234mなのであるｗ
ま、アップダウンを繰り返しながら進むので、実際はもう少し高度を上げた感覚ではありますが。

3：30に自宅を出て、中央高速を使い大弛峠駐車場に着いたのが6：40。
駐車場は既に埋まっていたが、すぐ傍の路肩に無事駐車。




支度をして出発したのが6：50で、その時点での気温は10℃とかなり冷えていた。



この日はよく晴れてガスも出ておらず、冷えた空気が気持ちよいスタートでした。




視界の開けた場所では、雲海に浮かぶ富士山がクッキリと。




振り返ると今まで歩いてきた道程の向こうに、奥多摩の山々が顔を覗かせています。




途中の朝日岳で一息いれると、これから登っていく金峰山の五丈石が見えてきた。




突然視界が開けるとそこはもう森林限界で、降り注ぐ太陽の光が痛いぐらいに。
ここまで来ると金峰山頂はもうすぐ。




9：40金峰山頂に到着。
ただし山頂よりも直下にある五丈石が気になるので、そそくさと移動します。




これが噂の五丈石、でけーなオイッ！
何でこんなに大きな石が山頂付近にあるのか、不思議でならない。
裏側に回れば五丈石に登ることも出来るらしいが、大人なワタクシは遠慮しておきましたｗ




山頂では雄大な景色を拝むことが出来たが、にわかにガスが流れてきて富士山もお隠れに。
何とか山頂での景色を楽しむことが出来たので、ギリギリセーフといったところか。




山頂直下には金峰山小屋が見える。
立ち寄ってみようかと思ったがガスと共に黒い雲まで出てきたので、
持参したおにぎりを山頂で頬張り、雨の降らないうちに下山することに。




下山途中はすっかりガスに囲まれた。
この状態で登ってたら、展望もない辛い登山になっていたかもな・・・。




12：20に大弛峠まで戻ってきた。
駐車場そばに大弛小屋があるので、見物がてらコーヒーを注文。
小屋の常連さんが持ってきてくれたというチョコパイも頂き、運動後の一服。

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お気楽な割には雄大な景色を見ることが出来る大弛峠～金峰山のルート。
前回の七ツ石山登山でモチベーションが下がっていた奥さんも、
今日の景色を見てまたやる気になっていたようでした。


【コースタイム】

自宅（3：30）～大弛峠駐車場（6：40）～朝日岳（8：15）～金峰山（9：40－10：20）～
朝日岳（11：20）～大弛峠駐車場（12：20）